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サプライチェーン(環境)

 

基本的な考え方?方針

ユニ?チャームが提供する商品の多くは、衛生的な日常生活に欠かせない消費財であり、資源の利用や廃棄物発生など地球環境と密接に関係しています。アジアを中心としてグローバル展開を進めており、環境負荷低減の役割や責任が年々拡大しています。

また、當社の主要商品に含まれる吸収體を構成する紙?パルプは針葉樹から生産され、ペットフードに少量添加されるパーム油は熱帯のプランテーションで生産されています。これらの森林由來資源について、持続可能性に配慮された認証材を利用することが重要であると考えています。

サプライチェーン(環境)におけるリスクと機會

森林由來資源(紙?パルプ?パーム油等)の上流での森林破壊や水源枯渇による供給低下は、當社のリスクであると捉えています。そこで2015年に「森林由來の原材料調達ガイドライン」を、2017年には「サスティナブル調達ガイドライン」を策定し、これらをサプライヤーに徹底することでリスクの低減に努めています。

一方、CO2排出が少なくエネルギー効率のよい資源調達による環境負荷とコストの低減、廃棄物の削減またはリサイクル資源活用による環境負荷とコストの低減、またそれらの商品を環境配慮型の商品として訴求し販売促進していることについては、當社のチャンスと捉えています。社內リサイクルだけでなく社會全體の資源活用効率向上や資源循環を推進していきます。

マネジメント體制

當社は年4回、代表取締役を委員長としたESG委員會にて環境活動、品質課題、社會的課題やガバナンス上の重點課題について計畫と進捗を共有しています。具體的な計畫については、2017年6月に公表されたTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の提言に基づき「Eco Plan 2020」をベースとして報告を行っています。

中期活動目標

2016年に「Eco Plan 2020」を策定し、2020年目標として、日本および海外で購入する紙?パルプについては100%、ペットフードで購入するパーム油についても100%持続可能な認証材への切り替えを目指した活動を行っています。

「Eco Plan 2020」持続可能な原料調達の目標、実績(「Eco Plan 2020」より抜粋)
実施項目 2015
実績
2016
実績
2017
実績
2018
実績
2019
目標
2019
実績
判定 2020
目標
②持続可能な
原料調達
■紙?パルプ調達先第三者認証(日本) 82% 80% 94% 95% 97% 95% × 100%
■紙?パルプ調達先第三者認証(海外) - 84% 87% 90% 92% 95% 100%
■パーム油の調達先第三者認証(日本) 0% 調査
開始
把握
完了
2% 10% 31% 100%

環境モニタリングの実施

新規サプライヤーの評価

新規取引サプライヤーについては、購買部が環境に関するアンケートおよびサプライヤー評価を行っています。2019年については新規サプライヤーの評価実施は2社でした。

既存サプライヤーの評価

5つの観點(品質安定性、安定供給、安全性、環境負荷、デリバリー)で評価を行い、3年に1回、サプライヤーの各活動のスコアリングに基づき表彰を行っています。2019年については16社のサプライヤー評価を行い、ガイドラインの逸脫は認められませんでした。

「ユニ?チャームグループ サスティナブル調達ガイドライン」を策定

2017年10月、持続可能な調達の実現に向けて環境保全についての基準を定めた「ユニ?チャームグループ サスティナブル調達ガイドライン」を策定しました。

サプライヤーへの方針説明の実施

2017年11月、76社のサプライヤーを対象に、調達における方針およびガイドライン浸透のための品質方針説明會を行いました。ガイドライン資料を配布?説明した上で改めて遵守を依頼し、サプライチェーン全體での気候変動?持続可能な調達?水リスク対応の重要性と協力要請を行いました。

「森林由來の原材料調達ガイドライン」浸透の取り組み

2015年7月、「森林由來の原材料調達ガイドライン」を策定し、2019年には関係サプライヤー3社に配布し遵守狀況をアンケートを通じて確認した結果、ガイドライン違反は0社でした。

森林由來の原材料調達ガイドライン

序文

 ユニ?チャームは、近年の地球溫暖化?生物多様性の減少などの環境問題の重大性を認識して持続可能な原材料調達を目指しています。當社の事業活動が自然資本に依存している狀況を理解し森林破壊ゼロを支持しています。また、昨今のパーム油のプランテーションで発生している環境問題にも対応を進めます。

方針

 ユニ?チャームは、近年の気候変動リスクが高まる中、持続可能な社會の構築に向けて環境負荷低減?環境保全に努めるとともに、生物多様性に配慮したサプライチェーン管理の推進に努めます。
その為に環境基本方針※1や調達基本方針※2を生物多様性に対してより具體化した森林由來調達ガイドラインの運用によって資源の保全に努めます。

※1ユニ?チャーム環境基本方針:
私たちは、未來の世代へ美しい地球を受け継いでいくために、使い捨て商品を取り扱うメーカーとしての責任の大きさを認識し、全ての企業活動を通じて地球環境に配慮したモノづくりを推進します。世界中の全ての人々のために、快適と感動と喜びを與えるような商品?サービスを提供し、地球環境保全と経済的成長を両立した持続発展的な社會の実現に貢獻します。

※2ユニ?チャーム調達基本方針(環境に関する項目を抜粋):
(1)購買活動において、環境保全の重要性を理解し、推進する企業を評価します。
(2)購買活動において、循環型社會を目指し、環境影響を配慮した原料を重視します。

目標

 2020年までに、ユニ?チャームの吸収物品に使用される紙?パルプについて、持続可能性に配慮した原料または、再生した原料の購入を目指します。
古紙?再生パルプ以外のバージンパルプを使用する場合は、サプライヤーとの協働により森林資源の破壊ゼロを十分に確認してまいります。具體的には、FSC?PEFC等の第三者認証がとれた原材料または、保護価値の高い森林(HCVF)や貯蔵量の多い炭素HCSF以外の原産地証明の確認を行います。
業界団體活動や一般社団法人(JBIB)活動に積極的に參畫し、持続性に配慮された森林資源の活用に努めます。

行動指針

1. 古紙?再生パルプ?ロス紙を優先して使用します。
2. FSC®?PEFC等の第三者が認証した森林資源を優先して使用します。
3. 第三者認証がとれない森林資源の場合は、原産地証明書やTagによりHCVFやHCSFからの伐採ではない、(環境)森林破壊ゼロが擔保されている。(社會面)産出地の労働者や先住民の人権に配慮されている。(合法性)産出地の法律?規則を守っている。が確認されたサプライチェーンの構築を進めます。

用語

FSC®:Forest Stewardship Council®
https://jp.fsc.org/jp-jp
PEFC:Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes
http://www.sgec-pefcj.jp
HCVF:High Conservation Value Forests
HCSF:High Carbon Stock Forests
JBIB:Japan Business Initiative for Biodiversity
http://jbib.org/

環境に配慮したサプライチェーンマネジメントの推進

FSC®等の持続可能な第三者認証材比率

當社は、近年において、持続可能な社會の構築に向けて環境負荷低減および環境保全に努め、また生物多様性に配慮したサプライチェーン管理を推進しています。2020年までに、當社の吸収物品に使用される紙?パルプについて、再生した紙または、「持続可能森林認証材」への切り替えを目指します。また、生物多様性に著しい影響を與える保護価値の高い森林HCVF(High Conservation Value Forests)やHCSF(High Carbon Stock Forests)からの原材料は使用しないようにサプライヤーに要請しています。

2016年から対象範囲を海外ローカルサプライヤーに広げて持続可能な原料調達の活動を進めています。

また、昨今のパーム油に関係した環境問題に著目して、2017年にRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のための円卓會議))へ加盟し、持続可能な調達に向けた情報収集?トレーサビリティの確立に著手しました。

當社の進捗狀況は下記にてご確認いただけます
www.rspo.org

紙?パルプの原産地の確認

主に吸収體で使用されているパルプについては、北米および南米原産のFM認証林の針葉樹から作られています。吸収體を包んでいるティッシュについては、北米、中國、インドネシアのFM認証林の木材から作られています。

FSC®とSDGs推進のためのバンクーバー協働宣言

FSC®ジャパンと意見交換を複數回実施の上、2017年10月12日バンクーバー宣言への賛同表明を行いFSC®認証材の利用拡大に努めています。

賛同した企業57社(うち國內12社)のロゴは「SUPPORTERS OF THE VANCOUVER DECLARATION」よりご覧いただけます。

「CDPフォレスト」でB評価を獲得

CDPフォレストに対する取り組みに賛同し、調査に協力しています。2019年はBの評価でした。今後はより一層生物多様性に配慮した活動を推進していきます。

 

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