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水資源

 

基本的な考え方?方針

ユニ?チャームが提供する商品の多くは衛生的な日常生活に欠かせない消費財です。同時に、當社の事業展開は、天然資源の利用や、廃棄物の発生など、地球環境と密接に関係しています。以上を踏まえて、當社の環境負荷低減への役割や責任は重大であり、また事業展開の拡大に伴って年々拡大していると考えています。

水利用については、生産拠點が所在する地域における狀況を正しく理解し、限りある資源を有効活用しなければならないと考えています。また、使用量を毎年前年よりも1%削減する活動を推進しています。

水資源におけるリスクと機會

水資源枯渇を遠因とする森林由來の原材料(紙?パルプ等)の供給不安定化による操業度低下を當社のリスクと捉えています。世界資源研究所(WRI)のツール アキダクト(Aqueduct Overall Water Risk map)を使用して中長期的な水リスクアセスメントを行い、特にリスクの高い河川流域で操業するサプライヤーに対して、水資源管理を徹底しリスクの低減に努めるよう要請しています。
一方、當社商品は使用時や廃棄において水を使用しない點は機會であると考えており、ライフラインの整っていない渇水地域や被災地では當社の商品の強みが発揮されます。このような場面に積極的な関與をすることで購入を促す活動を推進していきます。

マネジメント體制

當社は年4回、代表取締役を委員長としたESG委員會にて環境活動、品質課題、社會的課題やガバナンス上の重點課題について計畫と進捗を共有しています。具體的な計畫については、2017年6月に公表されたTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の提言に基づき「Eco Plan 2020」をベースとして報告を行っています。

アキダクトによる水リスクの狀況把握と対応

當社の水使用の狀況は、自社工程としては①吸収體を構成するティッシュの製造部門で約60%(該當工程においては90%の水循環を達成)、②ペットフード生産部門で約25%、その他の拠點については冷卻水としての使用となっています(いずれも國內)。
上記拠點については渇水による操業度低下は過去20年発生していません。
サプライチェーン全體でのLCA(Life Cycle Assessment)分析では原料調達の水利用が多くなっています。

これらの事業を継続する上での水資源の利用狀態を地域と連攜して把握することが重要であると認識しています。今後も、現狀のリスク評価および將來のリスク調査の観點よりアキダクトを使用して中長期的な水リスク分析と対応を進めていきます。

現狀における水リスクは中?高(2?3)、または低?中(1?2)でした。また2030年以後における水ストレスは非常に高い可能性が示されました。

水リスク中~高(2~3)である、インドネシアで不織布を製造する部門では、約7割水循環を達成しており、排水量や排水品質(検査値)について自治體への報告を定期的に行っています。

水使用量の削減

2019年度は、前年比1%削減の目標を上回る約4%の削減ができました。これは、各拠點の活動成果によるものです。

水使用量推移

単位:千トン

2018年実績2019年実績2020年目標
総取水量 6,008 5,768 5,710
國內取水量 5,082 4,899 4,850
全地域 5,082 4,899 4,850
水資源取水量 表層水
(河川、湖沼、池)
159 151 150
地下水 1,920 1,966 1,945
その他 3,003 2,782 2,755
うち、水質汚濁防止法特定施設を有する拠點 3,413 3,201 3,170
水資源取水量 表層水
(河川、湖沼、池)
7 8 8
地下水 403 411 407
その他 3,003 2,782 2,755
海外取水量 926 869 860
対象全地域 926 869 860
水資源取水量 表層水
(河川、湖沼、池)
926 869 860
地下水 0 0 0
その他 0 0 0
うち、高い水ストレスを伴う地域 516 454 450
水資源取水量 表層水
(河川、湖沼、池)
516 454 450
地下水 0 0 0
その他 0 0 0

※海外の対象範囲は中國、タイ、インドネシア、ベトナム、アメリカです

水質?土壌汚染?悪臭

水質は定期的に自主基準?法規制への適合を評価しています。2019年は自主基準?法規制とも違反は発生していません。加えて、法規制で求められる行政への報告も該當工場で適切に対応しています。また、土壌汚染、悪臭につながる事故も発生していません。

BOD(生物化學的酸素要求量)、COD(化學的酸素要求量)の発生量についてはサイトデータで詳細報告しています。

排水および水消費について

當社は、行政の定める排水処理基準を満たすために水質改善を目的とした三次処理を行い排水しています(各拠點の水質については、サイトデータに記載)。
排水量の計測は一部拠點であり、全體の報告として取水量=排水量+消費量+製品消費(GRI303-4および5)としています。排水は主にティッシュ製造工程とペットフード製造工程で発生しています。水消費については紙砂?製造工程と各工場冷卻水の蒸発によるものです。

ユニ?チャームグループ全體での2019年の排水および蒸発は3.98百萬tonでした。

「CDPウォーター」はB-評価

當社は、CDPの水資源保護に対する取り組みに賛同し調査に協力しています。この調査にはFTSEジャパンインデックスに選定された企業から選ばれた500社が參畫しています。なお、當社は2019年度の調査においてB-の評価を獲得しました。これは當社全體の水に対するマネジメントの取り組みの評価です。この評価から課題を明確にして、今後もより一層水資源に配慮した活動を推進していきます。

 

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